温泉マーク存続で胸をなで下ろした?温泉Watch

今回は何の役にも立たない記事です、とあらかじめ断りを入れておいて。

温泉マーク廃止問題の意外な被害者?


丸い囲みに湯気が三本立ったシンプルな温泉マーク(♨️)の廃止が一度検討されたけれども、各方面からの要望あって正式に存続が決定した、というニュースを、2記事程にわたって取り扱いました。

使用続行となる温泉マークと、発祥地をうたう磯部温泉


温泉マーク廃止問題のもう一つの意味 サカサクラゲ?

最初の記事の中で、現行の温泉マークがなくなってしまうと困る方々ということで温泉マーク発祥地をうたう磯部温泉を紹介しましたが、それ以外にも温泉マークがなくなってしまうと困る方々が存在したようです。

Apple Watchじゃない 温泉Watch?


米Apple社の腕時計、Apple Watchは世界的に有名なプロダクトです。このApple Watchですが、各種広告の中では最初のAppleの部分を絵文字にして、"WATCH"という書き方で商品を表していることがあります。


この絵文字+WATCHの商品名と、シンプルデザインの広告を(おそらく)真似てできたプロダクトが、"♨️WATCH"。温泉ウオッチと読むこのジョークプロダクトですが、デザインはさらに冗談っぽく、温泉や銭湯で誰もが身につけたことのあるロッカーのカギを模しているのです。


お値段は、コピー元の100分の1以下(324円)。機能は本家の何分の1なのか…7セグで現在時刻を表示するしか機能が無さそうですね。
温泉ウォッチを製造しているのは、"コップのフチ子"というコップのフチに引っ掛けるマスコットを製造している株式会社奇譚クラブという会社です。Apple社に訴えられないか心配ですが…とにかく温泉マークが存続してくれなかったら、♨️WATCHの名前を諦めなければならなかったかもしれません。
温泉マーク廃止問題の各方面への影響を調べていて、こんなジョークプロダクトがあるんだと、勉強になりました(笑)。温泉マニアの間に流行って、スターバックスのMacのようにこれをつけて温泉に入ってないと恥ずかしいというほどの製品になりませんかね。防水、おそらくついてなさそうですけれども(笑)。
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温泉マーク廃止問題のもう一つの意味 サカサクラゲ?

前回のポストでは、2020年の東京オリンピック開催を前に伝統的な温泉マーク(♨️)が存亡の危機に瀕していた…けれども、廃止見送りになった!という話をしました。

使用続行となった温泉マークと、発祥地をうたう磯部温泉


その中で現行の温泉マークが廃止されそうになった理由を、外国人から見たら温かい食べ物(Hot Meal)の提供場所に見えるから、という風に説明いたしました。この見解は、経済産業省の公報ページで今回の改正理由として書かれていたとともに、温泉マーク問題を扱った多くのテレビ番組で実際に外国人にマークを見せた際の反応から、番組中で結論づけていたものです。

温泉マーク廃止問題 実は意外な背景が…


でもそうしたテレビ番組のインタビューに出てくる外国人は、決まって白人、ないし東南アジアの国々の人でした。一方、いくつかの番組で国籍別の現行温泉マーク理解度グラフを出していましたが、韓国の人の温泉マーク理解度が高く、その理由を韓国でも同じ温泉マークが使われているため、と説明していました。それならば、韓国の人を捕まえてインタビューに答えてもらえば、正解を導き出してくれるのでは?むしろ韓国の人にも理解されるのならば、現行の温泉マークを国際的な標準とする運動を起こせば良いのでは?
しかし、そう簡単に事が終わらない、意外な背景がそこにはあったのです。

温泉マークの別名、サカサクラゲ


皆さんは「サカサクラゲ」という言葉を知っていますでしょうか?クラゲの一種…実はそれも正解です。サカサクラゲは熱帯に棲息するクラゲの一種で、科名にもなっています。
でももう一つの意味。それが温泉マークを呼ぶ呼び方で、実際♨️のマークはクラゲが逆さまになって浮いている様子に似ています。そして、このマークを素直に温泉マークと呼ばずにサカサクラゲというのは、言外の意味があるからです。
実は昭和の時代の日本では、連れ込み宿、いわゆるラブホテルがこの温泉マークを掲げて営業内容を表示していました。宿内に温泉があるなしに関わらず、この湯気が三本立ったマークを使っていたのです。そしてそのマークを表す隠語として、サカサクラゲという呼び方が広まっていったのです。
温泉マークを連れ込み宿の表示として使う風習は、温泉旅館組合の反発等も受けて各地で規制され、現在では古い建物の看板等でしかお目にかかる事はなくなりました。けれども韓国や台湾といった戦前戦後日本文化の影響の大きかった国では、温泉マークを温泉の湧いていない宿泊施設、連れ込み宿的性質のある宿泊施設などの表示に使う例が、いまだ残っているのです。

温泉マーク存続問題は、韓国での法改正を受けてのもの?


ちなみに韓国では、この温泉マークが大日本帝国支配時代の残滓である事もあり、新しい温泉マークへの切り替えが2008年に施行されました。けれども対象となるのは、実際に温泉が利用できる施設のみ…ということで、かえって♨️のマークが温泉とは無関係の宿泊施設をはっきり表すマークとして残ってしまったのです。
そのような事実をふまえると、今回東京オリンピック前に温泉マークの見直しが議論された背景というのは、外国人にわかりにくいからという曖昧な理由ではなく、韓国でこのマークが別の意匠として使われ、ちょっと淫靡な意味すら持ってしまうから、というものだったのではないでしょうか。
温泉マークの全く同じ図像が韓国や台湾で使われているというのは、大日本帝国統治時代という少し後ろ暗い事実を想起させますし、そもそもサカサクラゲと呼ばれて連れ込み宿の表示に使われていた時代に触れるのは、経済産業省も避けたいところがあったのでしょう。だからと言って存続問題の本質を表に出さずに、ヒアリングは終了、温泉マークは国民の皆様の意見により存続が決定!と問題を締めてしまうのも、いかがなものでしょうかね。
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使用続行となった温泉マークと、発祥地をうたう磯部温泉

2月22日は一体何の日でしょう?

2(ニャン)が3つあるので、ニャンニャンニャンで猫の日!というのはちょっと有名な話ですが、数字の2の形が地図記号の温泉マーク(♨️)の湯気にも似ているので、温泉マークの日!というのも正解であるようです。

温泉マーク 実は存亡の危機にあった


日本人であれば、♨️の図を見て温泉を表しているというのは一目瞭然です。でも果たして日本に旅行でやって来た外国人がこの図を見て、温泉に入れる場所であると理解できるでしょうか?その人の国籍によっては、この図が温かい料理(Hot Meal)を提供する場所の表示に見えてしまうのでは?
そういった懸念からか、経済産業省は2020年東京オリンピックの開催を見据えた案内用ピクトグラムの見直しで、現行の温泉マークを取りやめにし、湯気の下に三人の人影が入り入浴施設であることを判り易くする意匠を標準とすることを昨年提起しました。
ところがところが、この提案が温泉業界から意外に大きな反発をくらい、最終的には新しい意匠に加えて、現行の温泉マークの併用も可能であるようにする、という決定が先頃されたようです。

意外に歴史のある温泉マーク 初出は江戸時代の磯部温泉


わずか4本の線による簡単な温泉マークですが、このマークが使われ始めたのは意外に古く、1661年(万治4年)の上野国の農民の土地争いに対して江戸幕府から出された判決文に、磯部温泉を表す記号として温泉マークが使われているそうです。このことから、群馬県にある磯部温泉では温泉マーク発祥の地を名乗って、日本最古の温泉記号のモニュメントも建てているそうです。

磯部温泉は信越本線磯部駅近くの温泉街


この磯部温泉には、鉄道で簡単にアクセスする事が出来ます。JR信越本線の磯部駅が最寄駅で、徒歩10分程で着く碓氷川の川縁を中心として8軒の旅館が集まります。新幹線で行く場合は北陸新幹線の安中榛名駅で降車すると、定期バスが運行しています。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩強塩温泉。日帰り公共温泉施設の『恵みの湯』があり、通常入浴(3時間500円)に加え事前予約をすることで砂塩風呂(1回2500円)の利用まで出来ます。
旅行先に温泉マークを見つけては目を輝かせて情報収集してしまう温泉マニアは、日頃の感謝、または話のネタづくりに磯部温泉に行かれてみるというのはどうでしょうか。




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温泉むすめ 温泉を擬人化したコンテンツ

開湯の歴史や温泉街、泉質など様々なバリエーションがある日本の温泉地ですが、そうした多様な温泉地をキャラクターを使ってアピールしよう、という試みは、本当にしょっちゅう色々なところで見かけます。
このブログで紹介したものでは、『おんせんにゃんこ』。温泉が好きな猫のキャラクターを中心として、温泉地の既存のゆるキャラと絡んでいきます。そしてもうひとつ、『温泉幼精ハコネちゃん』。こちらは箱根温泉限定ですが、各源泉の性質の違いを性格も見た目も異なるキャラクターに落とし込んでいます。

『温泉むすめ』は美少女アニメキャラクターで温泉の性質を表現


温泉のキャラクタライズはこのように数多くあれど、鉄道路線を擬人化した『鉄道むすめ』のような、露骨(?)な男性向け美少女キャラクターコンテンツはまだありませんでした。しかしながら昨年11月、株式会社エンバウンドという会社が『温泉むすめ』という企画を発表し、SNS等で話題になっています。
企画者へのインタビュー記事(ダ・ヴィンチニュース)によれば、全国3000ヶ所程もある温泉地のうち、まずは9ヶ所について擬人化キャラクターと声優を発表し、その後順次キャラクターを追加していく方法をとるようです。この記事を書いている時点で発表されているのは6人のキャラクター。チョイスは箱根、草津、登別、有馬(2人)、下呂と、入浴剤でよく見かける面子ですね(笑)。

温泉擬人化はメジャーコンテンツになる?


インタビュー記事に書いてありましたが、企画者の方はまずアニメを使っての地域活性コンテンツを作ろうと思い立ち、その糸口として温泉の擬人化を選んだという経緯であるようです。そうすると泉質や効能、禁忌症のような温泉オタク要素よりも、方言や名物など地域色がキャラクタライズの基本になりそうな予感がします。温泉オタクは残念ですが、先行する擬人化コンテンツを研究して世に出すということですから、『鉄道むすめ』のように本当のマニアの層と住み分けするような、ディープになりすぎない擬人化を目指しているのかもしれません。
この『温泉むすめ』がメジャーコンテンツになるかどうかは、本当にそうした小さなさじ加減で決まるのではないかと思います。この擬人化をきっかけに温泉というジャンルに深入りするようになる人も増えると良いですね。(※ただし、秘湯は擬人化しないで下さい)
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今年も開湯!川湯温泉の仙人風呂

暦の上では、もう2015年も残すところあと一ヶ月。暦名も師走ということで、あくせく忙しいニュースが飛び交います。でもそんな余裕の無いときに、骨休めのために入りにいく温泉は格別。そして12月になったということは、露店温泉ファンお待ちかねのあの温泉が解禁になるということです。

川湯温泉仙人風呂開湯


昨年も紹介しましたが、川縁に砂利を積み上げてつくるダイナミックな露天風呂が和歌山県の川湯温泉にあり、冬の間だけ限定開湯しています。本日12月1日にこの川湯温泉仙人風呂の開湯式が行われ、期間は2月下旬まで。風呂には朝6:30〜夜22:00まで無料(心付け可)でつかることができます。
なかでも期間中の土曜日には湯けむり灯籠として、風呂を燦々と輝く灯籠が取り囲む幻想的な情景が見られます。何故土曜だけ行われるのかというと、やっぱり夜の灯籠を楽しんだあとは歴史ある宿に宿泊していってほしいということなのでしょう。

安く泊まる?豪遊する?様々な宿


川湯温泉のある大塔川沿いには、10軒以上の宿が並んでいます。大旅館からビジネスホテルタイプ、ペンションまであり、様々な宿泊パターンに対応できます。

亀屋旅館

江戸末期創業の亀屋旅館は、仙人風呂の他にも、同じ河原に専用露天風呂を作っています。仙人風呂の休止期間である3月〜10月は、こちらの専用露天風呂を利用することで川湯温泉を楽しむことが出来るようになっています。

冨士屋

仙人風呂の目の前のこちらの旅館は、期間中Facebookで仙人風呂の様子を発信されているようです。増水などで利用できない場合の情報も確実に手に入ります。

山水館 川湯まつや

ホテル浦島チェーン山水館グループの旅館は川湯温泉に3軒あります(うち川湯きのくには現在休館中ですが)。その中でもビジネスホテルタイプのこのお宿は、安くホテルに宿泊したい場合にオススメ。最安料金(目安)で3750円からというのは魅力的です。

ペンション あしたの森

客室6室のペンションのようです。お手頃な宿泊プランがあり、熊野古道を踏破しようとする旅行者に人気のお宿のようですね。



熊野古道とのセットで楽しみたい


川湯温泉があるのは、ユネスコ世界遺産の文化遺産として登録されている(紀伊山地の霊場と参詣道)熊野古道の途中です。川湯温泉だけを目的地とするのでなく、熊野三山詣を盛り込んだ長期旅行プランも考えられそうですね。やっぱり師走は忙しくなりそうです。
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プロフィール

Author:FC2USER473085RAN
温泉が好きな国内旅行マニアです。色々な温泉に入るうちに、温泉のことをもっと知りたいと思うようになってきました。気になる美容・健康との関係についても調査しちゃいます!

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