『温泉幼精ハコネちゃん』 10月から放映の箱根温泉PRアニメは観光客を呼び戻せるか

ゴールデンウィークからの火山活動活発化により観光客が減少し、観光業にのっぴきならぬ状態が続いている箱根温泉。もっとも最近は火山活動の進展が緩慢になってきたことや、大文字焼きなど定例開催のイベントがそのまま行われたこともあり、一度は足を遠ざけた観光客も戻ってくる気配を見せ始めています。

箱根をPRするアニメ『温泉幼精ハコネちゃん』 


さて、そんな観光客の再呼び込みに一役買うことを期待されているのが、10月から放映が開始されるアニメ『温泉幼精ハコネちゃん』。2012年から2014年まで、『COMIC メテオ』で連載されたウェブ漫画を原作としたこの作品は、アニメ化を発表した際に、「何故このタイミングで!?」と各方面からツッコミを入れられていました。丁度箱根山が噴火警戒レベルを上げた頃の発表でしたからね(笑)。

原作は由伊大輔氏で、単行本も2巻出て完結しているこの作品。決してこのたびの箱根観光の危機を見越してのアニメ化決定ではないのでしょうが、漫画の内容を見ると、視聴者に箱根について理解してもらい、再び足を運んでも良いんじゃないかと思わせる仕組みにもなっているのではないかという気がします。

箱根の温泉地をそれぞれ擬人化


物語は箱根の饅頭屋の息子である主人公のもとに、箱根湯本温泉の精であるハコネちゃんが現れるところから始まります。幼い姿をしたハコネちゃんは、長い眠りについて力を失ってしまっているため、現在の幼女の姿になっているという設定です。そこで彼女は本来の姿を取り戻そうと動き回ります(この辺りの設定は、もしかしたらうまく都合をつけないと視聴者がハコネちゃんを応援したくなくなってしまうかもしれませんが(笑))。
こうした擬人化モノの常というか、このハコネちゃんの他にも温泉の精が登場します。ハコネちゃんの箱根湯本温泉と同じく箱根七湯に数えられる宮ノ下温泉の精ミヤや、明治期以降の開発で新しく出来た箱根十七湯の中に入る、強羅温泉のゴウラ、芦ノ湖温泉のアシノコなど。原作漫画が短期で終了してしまったため、箱根の全温泉地がキャラクターになって登場するわけではありませんが、このように1つの温泉地につき1キャラクターという形で、それぞれの温泉地に見合った個性をキャラクターにつけていくという展開のようです。アニメのストーリーでは、原作以上の数のキャラクターが登場するのでは、と期待してしまいます。

箱根の温泉地は全部同じ場所にあるわけではない


このキャラクター付けを通じて、視聴者に「箱根温泉と一括りに言っても、それぞれ異なった温泉地なんだ」と認識してもらえれば、今回の噴火騒動で警戒区域になった大湧谷温泉と、その他の温泉地を分けて考えてくれるようになるかもしれません。そう、箱根温泉は観光アピールのためにいつも一括りになっていますが、実際は半径5kmほどに散らばった温泉地の集まりであり、よその地域であれば別括りの温泉地と認識されていてもおかしくないものなのです。アニメがうまく成功すれば、観光需要において「箱根」という冠がつくもの全部を忌避する傾向を、抑制してくれるかもしれませんね。

アニメ化によるオリジナル要素に期待


この辺りの事情もふまえて、いまこのタイミングで放映開始されるアニメでは、観光客を再び呼び込むためのメッセージが入るのでは、と期待半分・心配半分で見守っています。そもそもの漫画自体が、先程も少し触れましたが消化不良なところで連載終了してしまっているので、いずれにしろオリジナル要素でボリュームアップしてくれること自体は歓迎したいですね。

原作漫画はアニメ化に合わせて無料再公開中ですので、まずはこちらでチェックしてみて下さい。

温泉幼精ハコネちゃん(COMIC メテオ)

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Author:FC2USER473085RAN
温泉が好きな国内旅行マニアです。色々な温泉に入るうちに、温泉のことをもっと知りたいと思うようになってきました。気になる美容・健康との関係についても調査しちゃいます!

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