スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

温泉の効能に科学的根拠はあるの?

含有成分による温泉の9つの分類について、各分類の説明をしている最中ですが、少し脱線をして。
温泉の各分類ごとに効能を挙げていっていますが、そもそも温泉の効能には、科学的な根拠はあるのでしょうか。

温泉の適応症と科学的根拠


これについては、科学的な根拠がある効能もあり、また根拠の見当たらない効能もあると言っておきましょう。温泉分析書にもっともらしく書かれている効能(適応症と表現されています)のうち、一般適応症として挙げられているものは、温泉の温熱効果によるものであり、一応の科学的根拠を持ちます。また、泉質別適応症として挙げられているもののうち、やはり一部のものは科学的根拠を持ちます。ただ、泉質別適応症のうち多くのものには、科学的根拠が求められていません。慣例的に、こういった泉質の温泉ならばこういう効果があると言われているといった所以で記載がされているのです。

では、科学的根拠がない効能は全くのでっち上げ、虚偽広告なのでしょうか。この問題については、そもそも科学的根拠があると言えるということが、どういうことなのかの説明が必要です。
効能について科学的に断定を行うためには、三段論法を使います。

(1). その温泉に、Aという成分が含まれている。
(2). Aという成分はBという効果をひきおこす。
(3). ゆえに、その温泉はBという効能をもつ。

この論法に乗っかる温泉が、科学的根拠をうたえるわけです。たとえば以前紹介した二酸化炭素泉

(1). その温泉には、遊離炭酸という成分が含まれている。
(2). 遊離炭酸という成分は血行促進という効果をひきおこす。
(3). ゆえに、その温泉は血行促進という効能をもつ。

このようになります。
さて、科学的根拠をもてないという効能について、その理由の多くは、(1)に当たる部分を上手く見つけられていないというところにあります。含有成分による9つの分類で登場するような成分は、温泉に含まれる成分のうち一部のものでしかありません。また、成分単体での作用のみならず、成分同士のバランスが効果を及ぼしている場合などには、ますます原因の発見が容易ではありません。
したがって、科学的根拠の挙げられない効能については、完全な虚偽というわけではなく、根拠が未発見という可能性があるわけです。

一方、効能とうたわれているものについて、科学的に虚偽と断定できるものもあります。この場合、三段論法の前半2項目のどちらかについて、虚偽であると証明できればよいのです。

(1). その温泉に、Aという成分が含まれている。 → 実際には含まれていない。
(2). Aという成分はBという効果をひきおこす。 → 実際にそのような効果はない。

温泉のうたい文句が盛られているのではないかと感じた場合、三段論法で説明してもらって、虚偽かどうか見抜くのがよいでしょう。嫌な客ですけどね(笑)。

温泉の効能は期待半分で


科学的、科学的とうるさいことを言っていると、温泉は楽しめないというのも一つの考え方です。もしかしたら、昔から言われている通りこの温泉にはこういう効果があるのかもしれない、と基本ポジティブに捉えるのが、温泉の正しい楽しみ方なのかも知れません。「楽しむ」ことの恩恵を逃さないようにしましょう。
関連記事
スポンサーサイト

トラックバック

コメント

コメントを残す

Secret


スポンサードリンク

プロフィール

FC2USER473085RAN

Author:FC2USER473085RAN
温泉が好きな国内旅行マニアです。色々な温泉に入るうちに、温泉のことをもっと知りたいと思うようになってきました。気になる美容・健康との関係についても調査しちゃいます!

最新記事

カテゴリ

おすすめトラベルリンク


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。