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八ッ場ダムの建設でダム底に沈む温泉街 川原湯温泉

群馬県長野原町にある川原湯温泉は、この地にて狩りをしていた源頼朝が発見したという由緒を持つ温泉で、また450年前に源泉が枯渇してしまった際、鶏を生け贄にして供えたら湯が復活したという故事を由来とした奇祭、「ゆかけ祭り」も有名な温泉街です。
この温泉街は、JR吾妻線の川原湯温泉駅で下車すると、そう遠くない位置にあります。JR吾妻線沿いにはこのような駅チカの温泉街が多くあり、大抵の場合日帰り共同浴場が用意されていたりするので、温泉巡り旅行などで川原湯温泉を訪れたことのある温泉フリークも多いのではないかと思います。

八ッ場ダムの建設で、温泉街が沈んでしまう


そんな川原湯温泉ですが、この地に八ッ場ダムが作られることにより、ダム底に沈んでしまうことが既に決定しています。川原湯温泉の名前および川原湯温泉駅は、高台に移転して新天地で存続することが決定していますが、歴史ある温泉街そのものは、少なくとも今年中にはもう見られなくなってしまうわけです。ということで、温泉街の消滅を惜しむ声も多々あるようです。
先日6月30日には、川原湯温泉の共同浴場である「王湯」が営業を終了しました。旧温泉街にあった旅館の多くも移転や閉館をしてしまい、温泉街の閉鎖が秒読み段階に入っているようです。そこで、旧温泉街の見納めで訪れるならば、なるべく早めに行くことをお勧めしたいものです。

温泉街とともに…川原湯温泉駅と樽沢トンネルも役目を終える


八ッ場ダム建設により、吾妻線は高台に経路を変更することになります。川原湯温泉駅の駅舎はなかなか雰囲気があって良いものであったので、その点についても残念です(傘を持ってこなかった客のために、駅舎で貸し出しを行っていたなあと思い出します)。そして、駅舎以外にお役目御免となるのが、吾妻線の川原湯温泉駅手前に存在した日本一短いトンネル、「樽沢トンネル」。温泉マニアだけでなく、鉄道マニアにとっても残念な出来事でしょう。こちらも、今年の秋までに行けば見納めが出来ます。

新生川原湯温泉は高台の上に


とは言え、決まってしまったことを悔いていても仕方ありません。川原湯温泉の名前がなくならず、新たに高台の上に温泉街ができるようですから、今後はそちらをご贔屓にしましょう。先程紹介した「王湯」も、新しく7月5日(土)13:00から高台の上でオープンするようです。源泉が変わるので、その点も楽しみですね。
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Author:FC2USER473085RAN
温泉が好きな国内旅行マニアです。色々な温泉に入るうちに、温泉のことをもっと知りたいと思うようになってきました。気になる美容・健康との関係についても調査しちゃいます!

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