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世界遺産の"登録遺産"となる唯一の温泉  熊野湯の峰温泉の「つぼ湯」

2017年7月に、九州の北方玄界灘に浮かぶ沖ノ島を中心とした宗教祭祀の施設・痕跡が、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群という名称で、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。これにより日本国内にある世界遺産の数は21件となり、国別で見るとブラジルと並んで12位タイの世界遺産保有数となりました。上位に面積・人口とも少ないヨーロッパの国々ばかり並ぶ普遍的とは言い難い基準のランキングですが、日本国内にも全人類的な価値を有した遺産があるということが段々と認知されていくのは素直に嬉しいことです。

日本の温泉にも世界的価値がある!


ヨーロッパ各国にある言葉は悪いですが微妙な遺産が登録されるならば、日本の国土が生む神秘である温泉はほとんど登録されていても良い筈、と常々思っているのですが、現実はそうなっていません。それでも日本の世界遺産で1件だけ、温泉そのものを世界遺産の登録資産としているものがあります。その世界遺産とは、紀伊山地の霊場と参詣道。そして登録資産となっているのは、和歌山県にある熊野湯の峰温泉の「つぼ湯」です。

「つぼ湯」の解説と、登録資産に入った理由


まずは「つぼ湯」がある湯の峰温泉について簡単なデータを。湯の峰温泉は熊野大社へと続く参詣道の内、既に紹介した川湯温泉と同じく中辺路(なかへじ)と呼ばれるルートの途中に位置する温泉です。ルートのポイントポイントには「王子(おうじ)」と呼ばれる神社があり、全ての王子をひっくるめて「九十九王子」と総称されていますが、湯の峰温泉にも「湯の峰王子」と呼ばれる神社があり、温泉は熊野詣中の湯垢離の場所として宗教的な意味付けがされていたそうです。
「つぼ湯」はそんな湯の峰温泉の温泉街真ん中を流れる四村川の河原にあります。小屋が建てられていて、その中にある湯船に順番待ちをした上で、1回あたり30分間入れるようになっています。泉質は硫黄の入った炭酸水素塩泉で、特筆するべきは日に7回色を変えると言われるほど湯の色が変化することです。というのも、この「つぼ湯」と呼ばれるお風呂は源泉の湧き出し口そのものであり、地中にあった温泉水が初めて外気に触れ化学反応を引き起こす場所なのです。温泉水の成分の偏りや酸化の度合いによって様々な色のお湯が見られるようになっているわけですね。
登録資産に入った理由は、この湯を求めて熊野路を参詣する人々が後を絶たなかったからです。難病に効く湯として、小栗判官という物語の中でその効果のほどが謳われています。現在で言う物語作品の聖地巡礼のはしり的な側面もあったのでしょうが、湯の峰温泉と「つぼ湯」は熊野路を今日まで残すことに一役買ったと言えるのではないでしょうか。

湯の峰温泉でお勧めするお宿


湯の峰温泉の温泉宿はこの「つぼ湯」がある四村川沿いに集中して立ち並んでいます。「つぼ湯」からはどのお宿も大体200m以内の距離にはあります。
湯の峰温泉で最大の旅館 つぼ湯から近い

あづまやさんは湯の峰温泉で一番有名なお宿でないでしょうか。お値段もそれなりになりますが、3つの源泉によるお風呂も魅力的です。
あづまやの民宿

民宿あづまや荘は、そのあづまやによる民宿でお値段を抑えて泊まることが出来ます。付設する温泉のほか本館のお風呂にも入れるので、あづまやのお湯が気に入ったらこちらに泊まるのも選択肢としてありかもしれません。
素泊まりプランありのお得な民宿

素泊まりを考えているなら、こちらのお宿には4000円台からのプランが存在します(変動可能性あり)。手頃な値段とは言え100年の歴史をもった宿ですので、お料理付宿泊の選択肢としてもとても魅力的です。

宿のお風呂に満足した場合でも、「つぼ湯」にも是非順番待ちをして入浴していただきたいものです。入浴料は770円とそれなりにしますが、同じチケットでつぼ湯の傍らにある別の公衆浴場2つのうちどちらかに入れる特典もあるので、寒い日などは入浴しながら待っていることも出来ますよ。
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温泉が好きな国内旅行マニアです。色々な温泉に入るうちに、温泉のことをもっと知りたいと思うようになってきました。気になる美容・健康との関係についても調査しちゃいます!

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