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泉質による分類:二酸化炭素泉

泉質による9つの分類を紹介し終わったので、今度は各々の分類について具体的に見ていきましょう。

二酸化炭素泉(炭酸泉)とは


二酸化炭素泉は、炭酸泉とも呼ばれ、端的に言えば温かい炭酸水です。もし地中から湧き出す炭酸水があり、かつ温度が摂氏25度以上ならば、それは分類上炭酸泉ということになります。ただ、勿論自然界の水にはある程度の二酸化炭素は溶け込んでいるのが普通ですので、炭酸泉と認定されるためには、どの程度の炭酸が水に溶け込んでいるかが問題となります。

温泉法の規定による炭酸泉の条件は、遊離炭酸(CO2)が1kg中に250mg以上含まれていることです。これはつまり、炭酸濃度0.025%以上の炭酸水ということになりますね。参考までに、ビールやコーラなどの炭酸濃度は0.3%〜0.4%ほどです。炭酸泉を飲用しても、ゲップが出るという人はいないでしょう。

二酸化炭素泉(炭酸泉)の効能


炭酸泉の効能は、炭酸の泡が皮膚表面に付着することによる血行の促進、新陳代謝の活性化です。皮膚から血液中に二酸化炭素が取り込まれると、血行が促進され、皮膚全体が目に見えるほど赤くなります。心臓に負担をかけずに血液の巡りを良くするため、ヨーロッパでは「心臓の湯」という名前で呼ばれ、病気の療養効果について古くから研究・実用化がされています。


代表的な二酸化炭素泉(炭酸泉)


先程ヨーロッパでの炭酸泉利用について書きましたが、何故ヨーロッパで炭酸泉の利用が活発なのかというと、末期火山が多いため、炭酸泉の数が多いからです。特に、一番炭酸泉が湧出するのがドイツで、バートナウハイムという温泉地は非常に有名です。
翻って日本の炭酸泉を見てみますと、温泉の総数の中で割合は多くなく、炭酸泉を謳っている温泉でも医学的に大きな効果が期待できる濃度0.1%(1000ppm)以上の温泉は数えるほどしかありません。
その中でも、大分県の白水鉱泉を筆頭とする炭酸泉は、日本の天然炭酸泉の白眉です。また、こちらは炭酸泉のみでなく様々な温泉成分が混在したものですが、有馬温泉もまた遊離炭酸含有量の多い温泉として有名です。最近コンビニなどでよく見かけるようになった、ウィルキンソンタンサンも、有馬温泉の近くから湧出した炭酸泉を工場で瓶詰めして販売を開始したという経緯があります。

人工炭酸泉について


炭酸泉は、温泉の泉質の中でも目に見える効能が期待できる泉質です。また、人工的に炭酸泉を作り出すことも比較的容易であるため、健康センターなどで炭酸泉を売りにするところもあります。スポーツ選手がトレーニングのクールダウンに炭酸泉浴をすることもあります。


泉質コンプリートを目指す温泉マニアには、天然炭酸泉は最後の関門になるかもしれません。
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温泉が好きな国内旅行マニアです。色々な温泉に入るうちに、温泉のことをもっと知りたいと思うようになってきました。気になる美容・健康との関係についても調査しちゃいます!

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